あすか会議201807月07日(土)
日本を良くするビジョン「100の行動」が出版されてから2年半、プロジェクト自体がスタートした2011年7月からは7年もの月日が経過した。この間、外交、安全保障、経済などの分野で目覚しい達成された「行動」も多いが、少子化、社会保障制度、財政再建など残された課題も多い。さらにこの7年間でテクノロジーの進化によって日本社会そのものが根底から変わろうとしている。テクノベート時代の日本を良くするための新たな「行動」とは。
AIの進化は私たちの生活を確実に変えつつあり、ロボティクスのテクノロジーは産業構造を根底から変化させようとしている。iPS・再生医療の発展は私たち人間の人生そのものを変えていくだろう。テクノロジーの進化により、加速度的に変わっていく人間の生活、人間社会、そして人間そのもの。時代の先端を行くパイオニアたちの議論から、テクノベートが進化させる未来の姿を先取りする。
デザイン思考とクリエイティビティを経営の真ん中に据えることでビジネスの初速度は飛躍的に高まる。今やこの両者は経営の中核をなす競争優位の源泉であるといえよう。技術革新によってビジネスの前提がめまぐるしく変化する時代に経営者はいかにしてこれらの武器を使いこなすべきか。
世界中で加速する宇宙への投資。ここ5年間の宇宙ビジネスへの投資総額は100億ドルを超えている。宇宙が国家プロジェクトだけの時代からベンチャーの領域にシフトして既に久しく、宇宙ビジネスの加速度的な拡大は、AI、ビックデータ、Iotといったテクノロジーの進化とあいまって通信、物流、製造から医療や一次産業まであらゆる産業の構造を根底から変えていく可能性を持つ。宇宙ベンチャーは、集めた資金でブレイクスルーを起こして宇宙ビジネスの新たな時代に突入するのか。今、宇宙の領域で何が起きているのか。最先端を行くトップランナーに新たな宇宙ビジネスの生態系を聞く。
モバイル動画の台頭、グローバルでのネットメディアの乱立・コンテンツの奪い合いなど、テクノロジーの進化によってメディア・コンテンツを取り巻く環境は大きく変った。そして2020年には次世代移動通信「5G」がコンテンツの流通・消費量を爆発的に増やし、更なる環境変化を起こすだろう。新たな黎明期を迎える中、リーダー達はどのような未来を見出しているのか。テクノベート時代、これから迎えるメディア・コンテンツの未来を議論する。
ビジョンを語り、周囲を巻込み、混沌とした社会を切り開いていくリーダー。これからの時代、AIやロボットにはできないリーダーシップの力の重要性は益々増してくる。社会の変革の担い手であるリーダーとなるには、何を考え、どう行動すれば良いのか。それぞれの立ち位置で活躍するパネリスト達のリーダーとしてのキャリアを追う。
6月12日、歴史上初めて米朝首脳会談が行われた。今や全ての企業が、政治的・外交的視点も踏まえて、事業戦略を練ることが不可避である。米国一国主義、イギリスのEU離脱、北朝鮮のミサイル問題など国際情勢が混迷を極める中、リーダーが押えなくてはならない地政学リスクを議論する。
スマートフォンの爆発的な普及とテクノロジーの進化は、現金大国日本にもキャッシュレス決済の波を起こしつつある。NEMの不正流出や規制当局の規制強化など課題が目立つ仮想通貨だが、ブロックチェーン技術の汎用性やグローバルデジタルエコノミーへの決済方式としての適合性など大きな可能性を持つ。テクノロジーが変える決済の未来と仮想通貨の可能性とは。
2018年5月に日本でも発売開始された「Oculus GO」は、ハイスペックなPCを必要としないスタンドアローン型VRヘッドセットで、2万円台という低価格を実現した。VR/AR/MRの技術革新とあいまって急速に成長する動画ビジネス。VR・動画ビジネスのトップランナー達が、無限に広がる新たなビジネスの可能性を議論する。
我々の仕事の多くが人工知能・ロボットに代替されるAI時代を目前に控え、この時代を生き抜く武器としての「コミュニケーション」が改めてフォーカスされている。AIには出来ない人間ならではの「コミュニケーション」の力を使い、まだ見ぬ時代をどのようにサバイブしていくべきか。コミュニケーションのプロフェッショナル達が議論する。
投資銀行やユニセフを経て、日本初の全寮制インターナショナルスクールを設立した小林りん氏。600年余年の歴史を持つ禅寺・退蔵院副住職でありながら、ダボス会議への出席やローマ教皇への謁見など多岐に亘り活躍する松山大耕氏。不確実性の高いテクノベート時代、我々はこれからの人生をどう創っていけば良いのか?道なき道を歩んできた二人が語る至極の人生論。
人手不足や高齢化など日本の農業は、大きな課題を抱え、衰退産業とされてきた。一方で作業の自動化による大量生産や、これまで承継が困難だった暗黙知のデータ分析を使った見える化など、テクノロジーの力が農業の在り方を根底から変え始め、多種多様な企業が農業ビジネスに新規参入し、変革を起こしつつある。テクノロジーの進化は農業や我々の食卓をどう変えるのか。日本の農業の最前線でイノベーションを起すパネリスト達を迎え、その未来を聞く。
「世界史は必ず役に立つ。将来のための教材は過去にしかない」と語る出口氏。世界史上にイノベーションを起こした多くの偉人達は、変化の激しいテクノベート時代を生き抜くための、多くのヒントを与えてくれる。人類1万3000年の歴史を学び続けてきた出口氏が語る不確実な時代を生きるための力とは。
夕食会の冒頭は、7月よりグロービスグループの正式子会社となったプロバスケットボールチーム「茨城ロボッツ」を全力で支えているRDTロボッツダンスチームによるパフォーマンスを実施します。躍動感あふれるRDTのパフォーマンスをぜひ、楽しんでください!そして夕食会では、セクションやクラス、クラブ活動等で顔を合わせる仲間だけではなく、普段、なかなか交流することが難しい、拠点や学年が異なる方との交流も、ぜひ積極的に行い、ネットワークを拡げていただければと思います。
ナイトセッションは、各界のリーダーや著名人、講師たちとインフォーマルな雰囲気の中、少人数でテーブルを囲み、議論し語り合える時間です。普段の講演会やインタビュー記事、クラスなどでは知ることができない、登壇者の今の関心や熱い想い、これから成し遂げようしている事など、この場だからこそ聞くことができる話をみんなで引き出し、「新たな一歩を踏み出す」きっかけを見つけられる時間にしてもらいたいと思います。ぜひ、熱い議論をしましょう!
あすか会議201807月08日(日)
モノ、移動、空間、時間、情報、そしてスキルと、「シェア」できる対象は無限に広がる。昨年日本人が「シェア」した総額は2,660億円まで急拡大しているという。所有からアクセスへ。インターネットとテクノロジーの進化によるこの不可逆的なパラダイムシフトは今後その勢いをさらに増していくだろう。テクノベート時代に加速度的に進化するシェアリングエコノミーの未来を語る。
現代は起業に最も適した時代だと言われる。革新的なテクノロジーがいくつも生まれ、インターネットの進化によってグローバルな市場の障壁も極めて低くなった。クラウドやシェアの普及で起業に必要なイニシャルコストも格段に低くなっている。しかし、アイディアやテクノロジーだけがあれば起業できるわけではない。投資家にとって、リスクを取っても投資に値する起業家となるためには何が必要か。テクノロジーをマネタイズする方法論とは何か。投資家と起業家双方の第一人者が議論する。
ファミリーによって所有・経営されている企業が95%を締める世界有数のファミリービジネス大国である日本。技術革新やグローバル化など生き残りをかけた変化に迫られる中、後継者問題などファミリービジネス特有の課題もあり、事業を承継することは至難の業と言える。時代を超えて伝統を繋ぐ要諦とは。老舗を継ぐリーダー達と議論する。
ゼロから何かを「創造」すること、停滞・下降曲線の業界・企業を「変革」することは、経営において最も難しく、だからこそ社会的にも最も価値がある。志を胸に「創造と変革」に挑戦し続けてきた3人の「志士」に聞く、その要諦とこれから描く未来。
テクノロジーの進化により加速度的に経済構造や社会構造が変化する中、横並び主義・知識詰め込み型の日本の教育は、イノベーションを生み変革をリードする人材の排出に大きな足かせになってきた。2020年の教育改革やテクノロジーによる様々な機会の創出など、教育の変革が今まさに行われようとしている。我々は日本の成長を創る教育にどう向き合い、激動のテクノベート時代を生き抜く力をどのように育てていけば良いのか?キーパーソン達が語る教育の未来。
80歳まで働いて、90代まで生きる人生100年時代。折り返し地点となる「40代半ばの決断」が人生全体の充実度を決める鍵となる。自らも40代後半にリクルートから教育界に転身した藤原和博氏が自身の経験もふまえ語る、これからの時代の生きる戦略。
クラウドソーシングやクラウドファンディング、IaaS、PaaS、SaaSといったテクノロジーとサービスによって、スタートアップの初期コストは劇的に低下した。様々な革新的なテクノロジーは、既存の市場をディスラプトし、経営の根幹を変えつつある。他社を寄せ付けないスピーディーな成長を実現しているトップランナーたちに聞くテクノベート時代の新たな経営戦略。
クラウドソーシングやクラウドファンディング、IaaS、PaaS、SaaSといったテクノロジーとサービスによって、スタートアップの初期コストは劇的に低下した。様々な革新的なテクノロジーは、既存の市場をディスラプトし、経営の根幹を変えつつある。他社を寄せ付けないスピーディーな成長を実現しているトップランナーたちに聞くテクノベート時代の新たな経営戦略。
競合他社との激しい競争の中で、ベンチャー企業が飛躍的に成長を実現していくうえで、重要かつ有効なツールとなるM&A。合併後シナジーを最大化するPMIが成功の鍵を握る。大地を守る会、らでぃっしゅぼーやとの立て続けての経営統合で業界の変革をリードするオイシックスドット大地髙島氏、M&Aのスペシャリスト・ジェイ・キャピタル・パートナーズ田中氏、M&Aに関する多くの著作を出す弁護士の永沢氏をパネリストに加え、困難なIn-Out M&Aを含めたM&Aでグローバルに成長を続けるホットリンク内山氏が、M&Aの本質に迫る。
~社会起業家が担う新たな役割~」」
様々な社会問題の解決のために、企業、NPO、行政など異なるセクターの団体が組織の壁を超えそれぞれの強みを持ちより問題の解決を目指すコレクティブ・インパクト。ますます複雑化する社会問題を抜本的に解決させるために注目されるこのアプローチで「社会起業家」が担うべき役割とは。キーパーソン達が議論する。
2017年の訪日外国人は2,869万人を超え、統計開始以来最高記録を更新した。東京オリンピックを控え、今後更なる訪日外国人の増加が見込まれる中、地方創生において観光を通したインバウンド戦略の重要性は益々高まっている。地域ならではの自然や文化の魅力を創出・発信し、様々な人々を虜にする観光。旗手達に聞く訪れたい地域をつくる戦略とは。
DeNA南場智子氏が5年間採用したいと公言し続けた前田裕二氏。SHOWROOMを立ち上げて4年半で、一人の熱狂は多くの者の熱狂に変った。幾度の試練が降りかかる中、打ち破っていく過程で得たものは何か。時代の風雲児から「人生の勝算」を聞く。
我々の人生は、「幸運に見える出来事」だけでなく「不運に見える出来事」も含め、大いなる何かに導かれている。人類の永い歴史を振返るならば、多くの優れた先人は、その存在を「信じる」ことにより、自らの中に眠る力と叡智を引き出し、人間としての可能性を開花させ、逆境を乗り越えてきた。これらの先人と同様に、我々が「すべては導かれている」という覚悟を定めるならば、その瞬間から人生の風景が変わると、田坂氏は言う。我々は、人生とどう向き合い、覚悟をどのように定めれば良いのか。現代の知の巨人が語る。